ドラゴンガンフォース


ドラゴンガンフォースの簡単ルール説明と面白いポイントを紹介

ゲーム内容の概要や面白いポイントが分かるように紹介しているページです。

ドラゴンガンフォース

ターゲット

ボードゲームやカードゲームが好きで準備は簡単で30分前後で終わり、何回もリプレイしたくなるカードゲームをお探しの方にならベストなゲームになると思います。

ソロプレイ、2人まで同時に遊べます。ルールはカードを並べるだけと簡単ですが、大勢で遊ぶ10分程度のパーティーゲーム的な遊び方には向いていません。何回も繰り返し遊ぶことで200種類以上のカード効果をすべて把握し色々なカードコンボを見つけるのが楽しいゲームです。


ゲームの準備

235枚(※キャンペーンカード含まず)すべてのカードを束にして一つの山札とします。

ドラゴンガンフォース

ゲームの準備のポイントはやはり一つの山札しか使わないことです。この手のRPG風のカードゲームだとプレイヤー用、敵用の山札があって、武器や防具、魔法カードの山札を別に置いて....という 準備だけで面倒に感じるものが多いのですが、ドラゴンガンフォースはどーーーんと一つの山札をテーブルに置けば準備完了です!金貨やダメージを計算するキューブトークンも特に分ける必要もないので本当に準備は簡単です。面倒な点は200枚ものカードのシャッフルがやりにくい点です。テストプレイ用の薄いカードでも束のボリュームがすごい(笑)



最初の手札を決めるドラフト!

山札を準備できたら各参加者の最初の手札となる7枚を山札から引きます。2人プレイの時はお互いの手札から1枚選び→手札交換→また1枚選び→手札交換...というドラフトをします。

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そうです。山札には★★★★★の超強いカードも★のよわよわなカードもすべて混ぜこぜで入っているため何のカードを引くかは完全ランダムです。初期の手札はコレ!と決まっている訳ではありません。いきなり強いカードばかりで無双モードになることもあれば瞬殺されるほど弱いカードばかりの時もあります。

一見すると理不尽ですが、どんな弱いカードでも使い道はあります。勿論、2人プレイならドラフト、ソロプレイなら1回だけマリガン(カードの引き直し)ができるのである程度のバランスは考えられています。また、ゲームは3ラウンド制なので最初の手札が弱くても後のラウンドで盛り返せる可能性はあります。 与えられた手札をやりくりして理不尽を乗り切るのも面白いポイントです。


レリックによるランダム性

最初の手札7枚が決まったら、その内の2枚をレリックとして選びます。レリックはすべてのカードにある効果で基本ルールを上書きするような内容ばかりです。レリックによりデッキ構築の方向性やバトルの仕方が変わってくるので参加者ごとに違う戦い方が楽しめます。

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カードの並び順ですべてが決まる!事前計画が大事なバトル

バトルは山札から5枚引き裏向きのまま並べられた疑似対戦相手(オートマタ)と参加者がそれぞれ別々に同じオートマタと戦います。

各参加者は手札からバトルに参加させるカードを5枚(レリックの効果で5枚以上の時もある)まで場に表向きで並べます。並べたカードは左側から順番にオートマタと戦います。

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オートマタのカードは最初裏向きにされているので、カードの並び順を決める基準はカードスキルによります。画像の「ナイフジャグラー」の[常時]オートバトラーというスキルは味方が攻撃した時、このカードも攻撃できるという効果です。ナイフジャグラーを一番左側に並べるとすぐに倒されてしまい効果的ではありません。

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「老練ダブルソード」はこのカードに与えられる攻撃を他のカードが受けてもよいというスキルです。相手からのダメージを減らすブロック持ちのカードと並べれば...?!

「変幻竜シャダウォック」は強い竜カードと並べることで最大限に効果を発揮します。

「暗黒の骸戦士」は倒されたカードが多いほど強くなります。場の最後に並べるのが正解です。

このように1枚1枚のカードを吟味して一番活躍できる位置に並べるのを考えるのが悩ましくも面白いポイントです。 相手のカードによっては思いがけない効果に翻弄されたりと思い通りにいかないのも面白いところです。 カードの入手は毎回毎回ランダムなので同じコンボが再現できることも少ないため、最強のコンボが完成するまで、代用カードで凌ぐためのカード知識=バトルにたくさん勝てるというプレイヤーの知識量で勝敗が決まるゲームでもあります。


カードを購入しデッキをビルド!

味方の場のカードがすべて倒されると1ラウンド終了となります。ラウンド終了時にはバトルで得た金貨キューブを使い、カードを購入できる”お買い物”ができます。お買い物は山札から5枚カードを引き、コスト分の金貨キューブを払えばそのカードを購入できます。

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カードの購入にはバトルをクリアするともらえる青色の5金貨キューブ、ラウンド開始時にもらえる緑色の2金貨キューブ、バトル未クリアなどでもらえる黄色の2金貨キューブを使います。 コスト20のカードを購入するのに20以上の金貨キューブを払えば購入できます。支払った金貨の端数のおつりはでません。コスト20なら5金貨キューブ×5と2金貨キューブ×3で21金貨で購入した場合、残りの1金貨を他のカードの購入には使えません。

この金貨キューブのやりくりは、軽いリソースマネジメント的なシステムとなっており面白いポイントです。1ラウンドを捨ててカードをハイキすれば金貨が貯まるレリックをあえて使い、新しいカードの購入に賭けるなどゲームプレイの戦略にも関わってきます。

お買い物が終り、次のお買い物の時には支払った金貨キューブはすべて再び使えるのも特徴です。 金貨=お金の概念ではなく、TCGでいうマナチャージみたいなものと考えると分かりやすいかもしれません。

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お買い物のポイントはやはりマリガンです。欲しいカードを引くまでマリガンするか、引いたカードを購入して戦力アップ、デッキビルドするかが悩ましくも面白いポイントです。 ガチャをまわす感覚ですね。


最後に

ローグライク特有のランダム性がドラゴンガンフォースの面白いポイントです。「運ゲ―じゃないか?!」と思う方も多いと思いますが運7割・実力3割のバランスがボードゲームでは一番面白いと思います。

プレイヤー同士の対戦ではなく、生き残りを賭けたバトルロイヤル方式手札を充実させていくデッキ構築の楽しさ、ただ単純にカードを引くことが面白いゲームに仕上がっています。


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