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ドラゴンガンフォースの物語

ここではドラゴンガンフォースのストーリーと世界を紹介します。見た目とはちがう硬派な世界観となっています。

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プロローグ

この世界では遥か昔より、人間と竜と魔獣そして鬼神が共存しています。人間の中には数多くの種族に分かれ、300年以上生きるエルフ族や小柄な精霊的な存在でもあるノームなどファンタジーな世界でお馴染の種族が存在します。

人間は非力な存在であり、竜の存在におびえて隠れるような生活をしています。巨大な竜は村を襲い、炎で焼きその力で暴威のかぎりを尽くしていました。竜の存在におびえる人々は竜と同じく強大な力を持つ鬼神を信仰の対象とし心の拠り所としました。

鬼神とは精神が物質化したような精霊的存在で竜や魔獣とも人間とも全く異なる存在です。その力は巨大な竜をも倒すとされています。鬼神はその精神力の色合いにより赤鬼神、青鬼神というように色により人々に信仰されています。青色なら天候を信仰の対象、赤色なら戦いを信仰の対象というようにそれぞれの重んじることにより信仰する鬼神を変えています。 唯一、ホロの天鬼神は最高級の鬼神とされすべての色を司る者として信仰され、もっとも信仰者の多い鬼神です。

人々に信仰される神のような存在の鬼神ですが、元来は束縛を嫌い何千年も生きる生命を超越した存在のため、もとより自分自身が神と思っている鬼神は１人もいません。時に自由気ままに生贄を要求したり村を滅ぼしたりと竜よりも畏怖すべき存在です。

やがて月日は経ち、束縛された世界でひっそりと潜むように暮らす人々の世に覇王ソードリオンが誕生しました。ここに永きにわたる卑下される人間の反旗の物語、ドラゴンガンフォ―スが始まります！

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幕開け

この世界は大きく分けて3つの地域・国が存在します。太古に滅びた古代遺跡と自然の木々に囲まれたサウスブリッジ、極寒の地で謎の組織グリムの委員会が陰で支配するロガレア王国。そして覇王ソードリオンが治めるヴォルガリア。

覇王ソードリオンは豪快で活動的な王として多くの人々に慕われる存在でした。戦も得意でかつての英雄7人と伝説の魔竜ラグナロクを封印したこともあります。そんな覇王でも鬼神の暴威には歯向かうこともままならず、ヴォルガリアの地でもっとも多く信仰される雷雲の青鬼神の傍若無人な振る舞いを止める術はありませんでした。

ある時から覇王は地下深くにこもり魔力の研究に没頭するようになりました。魔力はこの世界での力の源のような存在で世界の自然を構成する6つの元素から成ります。火・水・風・土・光・闇の6つを六魔導といい、昔から魔導士たちで多くの研究が行われています。

覇王は多くの人々を使い、ヴォルガリアの地に巨大な大穴をあけ地中深くに眠る魔力のカオスドラゴンを復活させました。カオスドラゴンはその強大すぎる魔力を世界中に放出、世界の均衡は崩れ、多くの人間が秘められた魔力を手に入れました。覇王ソードリオンも鬼神をも凌ぐ強大な力を手に入れ、世界は力で力をねじふせる混迷極める状態となりました。

力こそがすべての鋼の教えの世界、混沌という名の自由を手に入れた世界、ここに種族、国、仲間さえも超えた最強の軍勢ドラゴンガンフォースを生みだし世界に再び平穏をもたらすのか、己の正義を貫くのか、更なる混乱を求めるのか・・・。

・・・・そして覇王は剣を取り、雷雲立ち込める空を見上げる！

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序章

時を同じくしてヴォルガリアの辺境の村で新たなる指導者が誕生しました。この名もなき孤児はレディオピニオンとして圧制を強いた暴君ソードリオンに反旗を翻す反乱軍を結成しました。

暴君の空けた大穴により村は滅ぼされ生き場を失った人々を指揮し、暴君を討つ戦いが始まります。

世界が暗黒色の魔力で染められた時、北の大国ロガレアでニヤりと１人ほくそ笑む男がいた。ロガレアの謎の組織で世界中のレリックと呼ばれる超遺物を製造するグリムの委員会の組織長スターティアだ。ロガレア国王を影で操るグリムは世界の混沌に乗じて、ヴォルガリアの大地を手に入れるべく動き出す。

「粛清しなさい！」多くの天使たちの長が集まる天界にて天聖ミスワールドの声が響き渡る。天聖のシキは下界に生きる人間が竜や鬼神に苦しめられる姿をみて、天使族が人々を救うべきだと進言しました。天界は階級社会で上の者に下の者が逆らうことは許されません。天聖→大天使→使い→下級天使と規律ある階級に分かれ、同じ階級でも生まれなどにより上下関係が存在します。

多くの天聖が醜い争いの絶えない下界に赴くことを良しとせず、汚れた考えを持つとされシキは下界へと追放されます。下界に降りたシキは魔力のひび割れにより、世界の深淵に封じ込められた魔獣を見つけ、自らの立場と重ね哀れに思い、行動を共にすることとなります。ここに世界でもっとも強大な暴威、世界を滅ぼせる力をもつ、世界の深淵ワールドエンドが誕生しました。

それぞれの思惑が交差しドラゴンガンフォースの世界が拡がります。

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3つの地域

ヴォルガリア、ロガレア、サウスブリッジという3つの国というか地域に分かれています。他にも世界は拡がっているのですが人間が生息している主な地域は3つとなります。

ヴォルガリア

覇王ソードリオンが治めていたもっとも人間が多く住む地域です。ヴォルガリアの城下町に覇王が大きな穴を空け、地中深くに眠る魔力のカオスドラゴンを目ざめさせたことにより、世界の均衡が崩れ混沌とした世になりました。

ロガレア

雪の積もる寒い地域でロガレア王国となっていますが、実権を握っているのはグリム委員会という組織です。グリムとはこの世界の秘宝レリックを生みだした天才集団で組織された者たちのことです。火竜の力を超常の力で物質化させ兵士の戦闘力を高めたり、生命をもたない剣に命を宿らせたりと凡人では思いも使いないレリックの数々を生み出しています。 中でもグリム鉄は鋼鉄と自然のエネルギーを同化させたグリム委員会の最高傑作で組織名の由来ともなっています。この濃緑の鋼色を纏った騎士はグリム聖騎士団として各国から恐れられています。

サウスブリッジ

過去に栄えた超文明の遺跡が点在する森に包まれた地域です。超文明はかつてこの世界を統治していましたが、自らの力に溺れ滅びの道を選びました。現在では超文明のことをホーリー世界という架空の国のおとぎ話のように伝えられています。

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